2007年12月02日
もだえ
当時、助監督兼脚本家であったベルイマンの、自作脚本の映画化第1作目らしい。監督は「令嬢ジュリー」のアルフ・シェーベルイ。
エリート男子高校で精神的に歪んだ教師と生徒の対立。「カリギュラ」と生徒から呼ばれている意地の悪いサディストな教師が、生徒の恋人である若い女性を間にはさんで...というちょっと稚拙な展開のストーリーにも感じましたが、終盤になるにつれ、主人公の生徒が悶々と悩んでいく姿はベルイマンらしいと思いました。
それにしても、ハネケの「ピアニスト」といい、中年の大人の歪み方は悲惨なものがありますね。対する若者たちが健康的な精神に描かれるのは少しワンパターンな気もしますが、その逆のケースもありきたりといえばそうかもしれないし..。
学校の校舎や教室など、建物の陰、あるいは人影の使い方など、すごく巧みに映してあって、秀逸でした。
□原題/英語題 Hets/Frenzy
□製作年 1944
□製作国 スウェーデン
□上映時間 99
□監督 アルフ・シェーベルイ
□出演 スティーグ・イェレル、マイ・ゼッタリング、アルフ・ケリン、グンナール・ビョルンストランド
□音声 モノラル
□フォーマット スタンダード
□カラー モノクロ
□言語 スウェーデン語
(CS/ch260)
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□