2007年12月22日

明日、陽はふたたび

Domani


   イタリアのアッシジを襲った大地震はフラ・アンジェリコの名作壁画「受胎告知」で有名な教会のある古都カキアーノでも大打撃を受けたという。女流監督フランチェスカ・アルキブジが実際に現地に出向き、中学生が書いた文集や現地の人の話をもとにつくったという作品。(以上イマジカより)

 地震で家が破壊されてやむなくテントやトレイラーカーで過ごす人々。その中の数家族を中心に村の様子を描いた作品でいつも一緒で離れたことがない二人の女の子たちは、この地震の騒ぎと混乱の中にあっても離れずに一緒に避難生活を始める。それは彼女たちにとってはちょっとしたわくわくとした冒険だった。また、彼女たちのクラスメートの男の子がいるもうひとつの家族は、この地に残るか離れるか、さまざまな葛藤の中で夫婦や家族の絆を深めていく。

 そして、教会の名画を修復に来たイギリス人男性と、小学校の女の先生との純粋な愛..など、子供たちも大人たちもそれぞれの立場の違いはあるけれど、一生懸命に生きている姿がよく見て取れた。

 神戸の大震災ほど死者も出ていないせいか、絶望のどん底とそこから這い上がる..というような感じのドキュメンタリー性はあまりないものの、トレーラーで暮らす様子や大人たちの必死に生きて行く様子はどこの国も変わらないなあと思った。

□原題/英語題 Domani/Tomorrow

□製作年 2000

□製作国 イタリア

□上映時間 107

□監督 フランチェスカ・アルキブジ

□出演 マルコ・バリアーニ、オルネラ・ムーティ、ヴァレリオ・マスタンドレア、イラリア・オッキーニ

□音声 ステレオ

□フォーマット シネスコ

□カラー カラー

□言語 イタリア語

(CS/ch260)

 

投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□

このエントリーのトラックバックURL

http://voldenuit.org/cgi/mt/mt-tb.cgi/41