2008年02月16日

ジプシー・キャラバン

□原題 When the Road Bends: Tales of a Gypsy Caravan 

□製作年 2006

□製作国 アメリカ

□上映時間 115

□監督 ジャスミン・デラル

□出演 タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、エスマ、ファンファーラ・チョクルリーア、マハラジャ

□音声 

□フォーマット 

□カラー カラー

□言語 

(渋谷シネ・アミューズ)

 

 

 東京に用事で行ったついでに渋谷の眼科に行くか、映画を観るか、本当は眼科に行かなければいけなかったんだけど、この次でいいや..と足が勝手に映画館の方へすたすたと歩き出しておりました。

 とはいえ、渋谷ではもうひとつ、ソクーロフの「牡羊座」をユーロースペースで上映していて、「ジプシー・キャラバン」とどっちを観ようか、迷ったのですが、何故かユーロースペースの場所がどこにあったかはっきり思い出せず、しかもハチ公にある地図は古くてユーロースペースがのっておらず、もうこうなったら「ジプシー・・」でいくしかない,,と思って行ったのでしたが、あとで調べたら、シネ・アミューズもユーロースペースもすぐ近くだったんですね(^^;

  

 この映画はインド、スペイン、ルーマニア、マケドニアの国からやってきた有名なジプシーのバンドキャラバンのアメリカツアーのドキュメンタリー映画です。それぞれの国からやってきたジプシーは個性も違っている。私は去年の秋にこの「ジプシー・キャラバン」のサウンドトラックを手に入れて繰り返し聞いていたので、上映中も馴染みのある曲ばかりで、それを歌っているひとが、あるいは演奏している人たちの素顔を観ることができて、とても不思議な親近感がありました。

 みんな、独学で音楽や踊りを覚えた人ばかり、そして、生活の為に音楽をしているんですね。それぞれ、両親が早くなくなったり、夫が薬に手を出したり、子供を亡くしたり..と重い過去を背負っている。でも音楽に生きる張り合いを求め、生活の糧にして生きてきた人たち。

 特に印象深いのはエスマ。彼女の若い頃の映像は本当に魅力的。同じく音楽家で非ロマの夫がいたけれど、子供はできず、そのかわり47人の身よりのない子供たちをひきとって育てたという。それからタラフのニコラエ、とてもしっかりものでチャーミングなおじいちゃん、老齢でファミリー全員を養っていた。ツアーの途中な亡くなってしまった。それからマハラジャのダンサーは男だけれど、日本の玉三郎並みな妖艶さ。

 いろんな国のロマが和気藹々して食事をしている風景なども良かった。とても楽しそうなツアーでさわがしいことこの上ないけれど、ドキュメンタリー映画としての出来はまあまあという感じがした。本物が観れればまた感慨もひとしおだったかもしれない。

 

投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □003.アメリカ・北南米映画□

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