2008年04月04日
キングス&クイーン
□原題/英語題 Rois et reine/Kings and Queen
□製作年 2004
□製作国 フランス
□上映時間 149
□監督 アルノー・デプレシャン
□出演 エマニュエル・ドゥヴォス、マチュー・アマルリック、カトリーヌ・ドヌーヴ、モーリス・ガレル
□音声 ステレオ
□フォーマット シネスコ
□カラー カラー
□言語 フランス語、英語、ドイツ語
(CS/ch260)
◯◯◯◯
アルノー・デプレシャンは、今の現代フランス映画の中で一番お気に入りの監督かもしれない。夫を亡くした子持ちの未亡人に「そして僕は恋をする」のエマニュエル・ドゥヴォス、彼女の2番目の夫でもう別れてしまったちょっといかれたチェロ奏者にマチュー・アマルリック・・という例のコンビで、家族の絆や死んだ夫との思い出など、優しいイメージで描いた作品。最初と最後に「ムーン・リバー」のメロディが流れるのですが、この雰囲気がエマニュエル・ドゥヴォスによく合っているのです。
未亡人のノラには亡夫の間にできた幼い息子がいて、彼女の父親に預けているのだが、ある日、父を尋ねると身体の具合が悪く、病院で末期の癌であることを知らされる。余命は1ヶ月もないほどの手がつけられない状況で彼女は気が動転しつつも、家を離れたままの妹を呼び寄せたり..といろいろ父の最後の為に工面をする。
一方、別れた2番目の夫であるイスマエルは何者かの陰謀で精神病院に入れられてしまう。
お父さんは癌で亡くなってしまうのですが、亡くなる直前に娘に書き残した手紙の内容をどうとらえれば良いのだろう。これは当のノラにはとてもキツい残酷な状況だと思う。でも、わかるなー。大人になると子供の時より人間関係や家族関係は何かものすごく複雑化してくるもの。でも、ノラのその後の立ち直り?がとても良かった。ショックを受けつつも、さらりと身をかわす優雅さ。。
亡くした夫との間にあった出来事も興味深く面白かった。エマニュエル・ドゥヴォスはけして美女というような女優さんではなく、むしろ、普通?な人なのですが、品がよくとての女性らしい、個性的でとても雰囲気がよく私は好きですね。家族と深刻な暗い面を描きつつも、とても柔らかいタッチの作品です。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□