2008年04月08日

サッド ヴァケイション

□原題 サッド ヴァケイション

□製作年 2007

□製作国 日本

□上映時間 136

□監督 青山真治

□出演 浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄、オダギリジョー

□音声 

□フォーマット 

□カラー カラー

□言語 日本語

(レンタルDVD)

◯◯◯△

 

 「EUREKA ユリイカ」(未見)に続く北九州を舞台にした作品。

 内容は結構、複雑で、中国の密航にかかわった日本人が殺されるという殺人もあるし・・・なんとか殺されずに住んだ白石健次(浅野忠信)は孤児になったアチュンという中国人の子供と暮らしながら運転手の代行の職業にありつくが、ある運送会社で偶然にも子供の頃に自分を捨てて家を出た母親(石田えり)を見つける..

 人間関係も幅広く描かれているし、ちょっといろいろと要素がありすぎて、異常に複雑化しているような気もするが、ラストの母親である石田えりの真実の告白で簡単にからんだ糸がほどける..という感じがした。ある意味、単純で結構、ありふれた男女間の間違いというか夫婦の間違いが、実弟を殺してしまうほどの復讐に走らせた九州の男の性がものすごいドスが効いてて迫力あるのに比べて、女性陣のなんとたおやかで柔らかいこと。。

 石田えりが娑婆に戻って落ち着いた先の間宮運送は、何故か、私の祖父母や叔父叔母のいたニット工場を思い出させて、懐かしかった。石田えりの雰囲気が亡くなった叔母に似ていたというのもある。間宮運送は落ちこぼれた人間を拾って面倒をみているような会社だけれど、なんといい雰囲気の所だろう。オダギリジョーも宮崎あおいもちょっとした役で出てくる。

 北九州は行ったこともないし、親戚もいないけれど、人間の雰囲気がとてもよく伝わってくるような映画でした。どこか救いのある作品で「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」よりだいぶ良かったです。

投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □002.日本映画□

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