2008年05月26日
EUREKA ユリイカ
□原題 Eureka
□製作年 2000
□製作国 日本
□上映時間 223
□監督 青山真治
□出演 役所広司、宮﨑あおい、宮﨑将、斉藤陽一郎
□音声 ステレオ
□フォーマット シネスコ
□カラー モノクロ(一部カラー)
□言語 日本語
(CS/ch260)
◯◯◯△
バスハイジャックの事件にまつわる作品と聞いていたので、アクション映画みたいな感じかと思ったら、静謐な癒し系の作品でした。
バスハイジャック事件に巻き込まれた兄妹とバス運転手。乗っていた乗客は彼らの目の前で次々と殺された。無事に警察に保護された三人には、それぞれ複雑な人生が待ちうけていて、両親が離婚し、社会からすっかりかけ離れたところで生きている兄妹をバス運転手が放っておけなくなる。
ん〜、なんというか、現実にはありそうであり得ない作品かな..と思いました。バスハイジャックの犯人の心境を追うというリアルな映画ではないんですよね。
被害者がさらに加害者になっていくという、あるいは加害者として疑われる..という設定の持って行き方が現実にはないんじゃないかと..。そしてバスで出る癒しの旅。そのあたりはどうしても一種のメルヘンを感じずにはいられなかった。しかし殺人が出てくる、血なまぐささとか・・ん〜、入り込めなかった。
あと、こういう自閉的な孤独感がある映画は昔は東京や都会が舞台ということが多かったように思うのですが、場所を選ばないというか、田舎が癒し系というのはもう違っているんですね。
映像は良いし、カット割りなんかもとても上手いと思う。・・が、「エリ・エリ・・」と同様、ちょっとストーリーそのものが子供っぽくないか??若い監督さんだから仕方ないのかな。博多弁というか、九州の人情味は最高によく出ていてとても良かったと思う。もちろん、これは私的な感想なのですが..。
という意味では「サッド・バケイション」の方がちょっと、成長したような..良かったように感じましたね。
かなり長い作品なので3日に分けてみたのが良くなかったかも。映画館でみたら、もっと感情移入できたかもしれない。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □002.日本映画□