2008年06月20日

山の音

□原題 山の音

□製作年 1954

□製作国 日本

□上映時間 95

□監督 成瀬巳喜男

□出演 原節子、上原謙、山村聡

□音声 

□フォーマット 

□カラー モノクロ

□言語 日本語

(CS/ch707)

◯◯◯◯△

 

 秀作〜。この作品もすごく沁み入りました。良かったです。結婚して夫の両親と一緒に暮らすお嫁さんに原節子。夫に上原謙ですが、今回の役は全く不甲斐ない役で、外に女をつくってしまい、妻には当てつけのように冷たい夫。それをハラハラとしながら、嫁をいたわり、息子の不実をなんとか立ち直らせようと立ち回る義父の心境が一家の家長としての威厳とともになんとも繊細で良かったですね。

 原節子も今回はつらい立場の妻の役でしたが、夫の両親と不仲ではないとても良い嫁の感じが実に爽やかでした。しかしラストの原節子の号泣と、それをなだめる義父の会話は心に沁み入りました。義父も納得しつつも破局という悲劇が余計に悲しかった。こういう人間関係の映画はなかなかあるようでないような。。「東京物語」の笠智衆と原節子の義父と嫁の関係ともまた違う、とても印象深い作品となりました。

投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □002.日本映画□

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