2008年10月24日
小原庄助さん
□原題 小原庄助さん
□製作年 1949
□製作国 日本
□上映時間 97
□監督 清水宏
□出演 大河内伝次郎、風見章子
□言語 日本語
(CS/ch707)
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「小原庄助さん〜♪朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、しんしょう潰した〜♪あ〜〜最もだ〜♪最もだ〜♪」っていう歌、子供の頃、祖母がよく歌っていたような記憶がある。とにかく、どこかで聞いたことのある曲。
旧家に生まれ家柄の良い通称”小原庄助”こと杉本左平太という男が、自分の財産もどんどん人に分けたりしているうちに身を持ち崩し、最後は家も女房も亡くしてしまうという話。
金融業者に家具などもとりおさえられて、何もなくなってしまった家に独りぽつんといる男のところへ泥棒が入ってくるところから見所。「もう一日早く泥棒にくれば、まだ盗むものもあったのに。。」とどういうわけか詫びる男。そしてついでに説教。「こんな泥棒などやめて、裸一貫になったつもりで働いてみればどうだ」・・それは自分に対する言葉でもあった。
「家柄の家に生まれたせいで、安月給とりのサラリーマンになるにも世間体があってできず、朝寝、朝酒、朝湯が大好きな”小原庄助”になることで体裁を保ったのだけれど、もう家柄もなにもなくなってしまった。これからは裸一貫になってやりなおそう。。」そういう男が歩いているあとから、もどってきた女房もついていく..という。
大河内伝次郎がどことなく憎めないおおらかな”小原庄助”こと杉本左平太を演じていて、財産に無頓着で飄々と生きている心地よさを感じる。しかしラストには見た目にはみじめになってしまうのだが、「それはそれで良い、一からやりなおせば」的な生き方が、また良かった。清水宏監督らしい一作。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □002.日本映画□