2009年01月03日
みつばちのささやき(リピート)
□原題 Espíritu de la colmena, El
□製作年 1973
□製作国 スペイン
□上映時間 99
□監督 ヴィクトル・エリセ
□出演 アナ・トレント、イザベル・テリェリア
□カラー カラー
□言語 スペイン語
(DVD/紀伊国屋書店)
◯◯◯◯◯
大晦日から新年にかけての深夜に再見。これで4〜5度ほど観たことになるのかな。あまり頻繁に観るとあきてくるかもしれないけれど、1年に1度くらい見直すと、本当に味わいがあって良いものです。
今年は、もう3日からバイトが入っていて、ゆっくりとしたお正月ではなかったので、ほとんど映画を観る時間もなかった。なので、本当のお正月は(女正月ともいうらしいですが)子供や旦那が学校や会社に行き始める5日以降になりそうです。そうすれば、もう少しゆっくりと映画を観れるかもしれません。
で、このDVDに戻りますが、画像は以前買ったものより明るくて観やすくクリアーな映像のように思った。さすがは紀伊国屋〜♪
今回、観て思ったのは、アナに自閉症的な面を感じたこと。自閉症といっても、最近は完全な自閉症というよりも、健常者と自閉症の間、グラデーションになっているグレーゾーンという症状があるらしい。姉のイザベラのいたずらに不信感を感じ、また、大人たちにも心を打ち解けようとしない、秘密を持つ。そして精霊を信じ、精霊に話しかける、アナの世界は、少しそういった自閉の方向に傾いているように思い以前感じたものとまた違った感覚だった。こういう子供が大人になっていったとき、この性格的なものは果たして幼少時特有のもとかといえば、恐らく、そうではないだろうと思う。
あと、以前も少し書いたことがあるのですが、エリセ監督はかなりベルギーの巨匠カール・ドライヤーにも傾倒しているらしいのですが、ドライヤーの「怒りの日」に出てくるヒロインの神秘さに少し雰囲気は似ているようにも思った。
それと、今回、気づいたのはギターとフルートをバックの音楽に使っていること。これでかなりスペインらしい効果が出ていると思った。そして、アナの瞳には何度みても魅了される。
また、時がたったら、観てみよう。私にとって、アナという少女が何かひきつけられる映画であるから。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□