2009年04月17日
永遠のこどもたち
□原題 EL ORFANATO
□製作年 2007
□製作国 スペイン・メキシコ
□上映時間 108
□監督 J・A・バヨナ
□出演 ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ
□カラー カラー
□言語 スペイン語
□コピー 愛を信じたら、本物の光が見える。
(サールナートホール)
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『怖いというより悲しすぎる』
サールナートで観た作品。孤児だった女性が養子にもらわれてやがて大人になり、自分が幼い頃住んでいた孤児院を買い取って、旦那さんと一緒に養護施設をつくろうとする。また彼女には子供がいなかったので、かわいい5歳くらいの養子の男の子がいるのだが、その子が時々、見えない友達と遊ぶという奇妙な行動や言動があり、夫婦で心配していたのだが、ある日、こつ然と姿が消えてしまう。
総製作があの「デビルス・バックボーン」や「バビス・ラビンス(未見)」のギレルモ・デル・トロで、結構、怖く見せる。
でも、そういうホラー的な要素を抜いても、スペインの映画って、こういう「精霊」というか、目に見えないミステリアスな霊魂みたいなものを扱う映画が多いですね。フランス映画では、ホラーやサスペンスといっても、こういう類いのものってないような。。?
例えば、ペドロ・アルモドバルの「トーク・トウ・ハー」「アールアバウト・マイ・マザー」などでも、輪廻とか死後の世界などの要素が入っているし、ビクトル・エリセの「みつばちのささやき」しかり、ただ、単に私が観るスペインの映画がそういうのが多かっただけなのかもしれませんが、目に見えない精霊を感じるミステリアスな国..というのが私のスペインの印象になってしまった。もしかしたら、日本のホラー映画に通じるものがあるかもそれない??と思う。
この映画もホラー仕立てなのですが、ラストは、そういう「怖さ」が全部昇華してしまって、もう、お化けも幽霊も怖くもなんともなくなり、むしろ、親しみさえ湧いてくるような感じで、ただただ、状況の成り行きと結果が悲しくて悲しくて、子を失った親の気持ちにどっぷりハマってしまいました。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □005.合作映画□