2009年05月19日

汚れた血

□原題 Mauvais sang

□製作年 1986

□製作国 フランス

□上映時間 122

□監督 レオス・カラックス

□出演 ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、ミシェル・ピコリ、ハンス・メイヤー

□カラー カラー

□言語 フランス語

□コピー

(CS/ch260)

◯◯◯◯

 

 「ポン・ヌフの恋人」のドニ・ラヴァンとジュリエット・ビノシュがここでもすごく良かった。舞台は愛のないセックスで感染する病気が蔓延する地球・・という設定なのですが、アメリカ映画のようなSF的なタッチがほとんどなく、どちらかというとフィルム・ノワールという感じのドラマ性が高く、前回の「ボーイ・ミーツ・ガール」のように深夜の映画館で観てみたいような作品。

 二人がしゃべる台詞が、まるでランボーの詩のようだ..と感動してみていた。例えば、「両方の瞳に月が出る時・・」とかラスト近く、ドニ・ラヴァンが演じるアレックスの「俺の人生は、波間に浮かぶ・・」という台詞など。(細かい部分はちょっと違ってると思いますが)

 まるで、ランボーの詩集のよう..と思っていたら、レオス・カラックスってゴダールを崇拝しているんだって。ゴダールといえば、ランボーは重なるし、なるほど..と納得。

 まだ20歳のドニ・ラヴァンがデビッド・ボウイの曲にのって疾走する場面、すごくいい。これは名シーン。この映画の公開時期、1986年というと、確か、アメリカ映画の「フット・ルース」がはやったような?あのケビン・ベーコンを少し思い出したが、でも、正直、こちらの作品の方が、断然、いい!!

 それと、ジュリエット・ビノシュの不思議な雰囲気が、絶妙。特に、パラグライダーの練習をするために飛行機に腰かけたビノシュの表情、また、ラスト、泣く直前に笑うという、その表情。すごい女優さんだなと思った。今よりだいぶ若いけれど。

 とにかく、レオス・カラックス。賛否両論あるかもしれないけれど、私は感覚的に大好きな監督さんです。

投稿者 nao : 00:00 | コメント (2) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□

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コメント

レオスカラックスづいてるね。私も大昔汚れた血観たけど
強く印象に残ってるよ。疾走シーンいいよね!
とても詩的な映画だと思いました。

投稿者 小畑だよ~ん(^O^)/ : 2009年06月05日 15:37

こんばんは〜♪
レオス・カラックスは好きな監督さんの一人ですよ〜。
最近、ふと思うのですが1990年代に活躍した監督さんは
国内外問わず、あまり最新作を聞かないですね。
岩井俊二とかエリセ監督も、頑張って欲しいなあ。
カラックスの長編の新作も観たいですー。

投稿者 nao : 2009年06月08日 20:43