2009年06月10日
ぐるりのこと。
□原題 ぐるりのこと。
□製作年 2008
□製作国 日本
□上映時間 140
□監督 橋口亮輔
□出演 木村多江、リリー・フランキー、倍賞美津子
□カラー カラー
□言語 日本語
□コピー めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい。
(レンタルDVD)
◯◯◯△
「観ていてどこか居心地のいい夫婦ってある」
子供のいない夫婦の話なんだけれど、夫婦のあり方がリアルで、でも、どこか居心地良くて、いい映画だった。
もう蜜月なんてとっくに過ぎた夫婦。夫はしがない絵描き。奥さんも美術畑の人だけど、普通に出版社のOLをしている。妊娠するのですが、死産か何かで生後まもなく子供を失う。それから奥さんはちょっと鬱状態に..。
子供のいない夫婦って、どちらかが親の役でどちらかが子供の役って感じのする人たちが多いような気がする。たいてい旦那さんがやんちゃな「子供」でおくさんがしっかりものの「親」の役割をしているところが多いなあと思うのですが、この映画では、奥さんが「子供」で旦那さんが「大人」。暖かいまなざしで奥さんを見守ってやっている感じがしました。
それにしても、鼻水を垂れながらおおっぴらに泣くなんてことは、子育て中のお母さんたちには、ちょっと考えられない感じじゃないかと思う。やっぱり、子育てをしているとたいていの女性は自分は子供じゃいられなくなるから。そういう意味では子育てしながら、親が育てられているんだなあと思う。
リリー・フランキーがいい味してました。旦那さんは、裁判の絵描きで、人間のもっともドロドロした汚い部分を絵にして、奥さんはお寺の天井画を頼まれて美しい華の絵を描き上げていくんだけれど、このあたりのバランスが絶妙。
今、私も子供がだいぶ大きくなって、手が離れてきたので、この先、子供が完全に自立して夫婦だけの生活になったら..どうなるかな。そういう時の参考にしよう。
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □002.日本映画□