2009年09月15日
歩いても歩いても
□原題 歩いても歩いても
□製作年 2007
□製作国 日本
□上映時間 114分
□監督 是枝裕和
□出演 阿部寛、夏川結衣、YOU、樹木希林、原田芳雄
□カラー カラー
□言語 日本語
□コピー 人生は、いつもちょっとだけ間にあわない
(レンタルDVD)
◯◯◯◯
是枝裕和の映画って好きです。とてもナチュラルな撮影が、いいです。河瀬直美とかも個性は違うけれど同じ系統だと思う。佐々木昭一郎氏の影響かな。
ここ最近の邦画って「ぐるりのこと」とか「転々」とかこの映画の「歩いても歩いても」とか、似た邦題が多いなあと思っていたのですが、この「歩いても歩いても」というのは「ブルーライトヨコハマ」にでてくる歌詞の一節だったんですね。全然、思いつかなかった。
祖父母、親子三代が集まった、本当によくある一般家庭の風景。うちも、実家に遊びに行くと似た感じですねー。全く違和感なくみれました。本当に上手いです、是枝監督のこういう作品造りは。。
この家庭が少し違うのは、跡取りだった長男を亡くしてしまったこと。おじいさんはプライドの固まりみたいな元お医者さんで、主人公である次男はそんな父親とソリが合わない。結婚した相手は子持ちの女性で前の夫を亡くしている。そんな嫁を、なんとなく受け入れられない母。
とはいえ、これくらいのすれ違いや家族の不満、ちょっとしたいざこざはどこにでもあるもの。それでもひとつの家族。口ではいろいろ言っても、いたわり合っている。
ただ私が、嫌だなあ、日本のこういう家族は..と思ったのは、ほとんど家族以外の他人には残酷にもなれる・・という感じのところ。なんというか、内と外、しっかり分けて、自分の家族と、家族じゃない人をはっきり分けること。壁をつくること、なんとも、冷酷な奥底の感情。日本ってこういう国なんだなあ..と改めて思ってしまった。多分、是枝監督はこの作品でそういう事が言いたかったわけではないだろうけれど、あまりにも自然で本当にある家庭の風景を映画で映し出した分、なんだか、はっきり、日本人の家庭を見てしまったような、私は後味の悪さも感じた。こういう下町的な人情のなさが、なんとなく小津映画とは違うんですよね..。それが今の日本なんだろうなと思う。。
投稿者 nao : 00:00 | コメント (2) | トラックバック (0) □002.日本映画□
コメント
久しぶり!だいぶ経ったけどお帰りなさい(^O^)/
旅行は実り多かったですか?
この映画観たけどホント樹木希林が怖かった~(^_^;)
確かに後味の悪さが残る映画だね。
投稿者 おばた : 2009年10月02日 18:47
どう?元気?
スペインは良かったよ〜。
アンダルシアの空は広かった〜!!
ああ、また行きたいな。
今度はロングステイで計画中です(笑)
投稿者 nao : 2009年10月02日 23:06