超私的映画感想日誌アーカイブス
HOME>>>>50音字別>>>>>

は5点満点中

     

     

     

     

     

     

     

   

     

  数字



 (○は邦画@はアニメ)
 計2本
 ルナ・パパ
ルナティック・ラブ

ルナ・パパ
Luna papa
監督:バフティヤル・フドイナザーロフ
出演:チュルパン・ハマートヴァ、モーリッツ・ブライプトロイ
1999年 ドイツ・オーストリア・日本合作映画  107分 カラー
★★★
 この映画はドイツ・オーストラリア・日本(!)の合作らしいけれど、監督さんはタジキスタン出身のバフティヤル・フドイナザーロフ。前回の「少年、機関車に乗る」はモノクロやセピア色調の映像で結構、面白かったので、BS1で放映していたのを録画しておいたのでした。
 舞台はやはりタジキスタンとウズベキスタンの国教近くで撮影されたらしい。とてもエキゾチックな映画。ヒロインは17才の乙女マムラカット。彼女は戦争で頭がおかしくなってしまった兄と厳格だが人のいい父親と3人で暮らしている。お兄さんは、しょっちゅう幼稚で変な行動をして村の人に迷惑をかけているが、彼女はそんな兄をこよなく愛し、またよく面倒も見ている。お父さんも二人の子供をとても可愛がっているし、強盗みたいな人に襲われても、反対に襲いかえすほどのパワフル父さん。ところがある日、街に芝居を見に行ったマムラカットは帰り道の暗闇の中で「俳優だ」と名乗る顔も名前もわからない男に誘惑されて妊娠してしまう。
 さあ、それからが大変。妊娠をしてしまったことが分かった時の彼女の驚きと困惑、相手は「声」しかわからない・・厳格な父の怒り・・兄と父は相手の男を血眼になって探すも、なかなか見つからず、やがておなかはどんどん大きくなってきて、村びとの知れるところとなり、厳格で古風な村では、ほとんどマムラカットは白い目で見られ村八分状態。
 もしかしたらこれってレイプ・・??と思うようなメローでセンシティブな出来事を、早いテンポでコミカルにどんどん話しを進ませていくから、面白くて目が離せない。それにヒロインのマムラカットを演じたチュルパン・ハマートヴァはすっごくかわいくて魅力的。
 ストーリーの展開も、お〜、これでハッピーエンドか..と思ったら二転三転する・・、ほとんどハチャメチャと言った方がいいかも。恋もあり死別もありですごく濃い内容です。中でも、お兄さんが、すごくいい味を出していて、ええええ〜〜!と思うラストにもすごく説得力ある。とにもかくにも、分娩台に両手を広げて乗った人を観たのは始めてで・・・笑える映画でした。(^o^)(04.04.13)




ルナティック・ラブ
監督:岩井俊二
出演:豊川悦司、ちはる、中島ひろ子
1994年 16分 カラー
★★★  
 「夏至物語」の男性版。恋人を装っていたカメラマニアの男が実はストーカーだったというオチ。「世にも奇妙な物語 冬の特別編」の中の1本だったらしい。ダークなストーリーである。ちはるとか懐かしい〜という感じで見てました。この作品から岩井作品のカメラは故篠田昇氏へとバトンタッチされたそうです。(05.08.05)