超私的映画感想日誌アーカイブス
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は5点満点中

     

     

     

     

     

     

     

   

     

  数字



 (○は邦画@はアニメ)
 計8本
@水棲
 スイミング・プール
睡蓮の人
好きだ、
 ストライキ
 ストレイト・ストーリー
 
スモーク
スワロウテイル

水棲
監督:山村浩二
1987年 5分 アニメーション(CS/ch312)
★★☆
 透過光と粘土で描いたアニメーション。最近の山村アニメとは全然異なる雰囲気で骨太で油絵っぽい感じの被写体。水のイメージが強い。(06.08.30)




スイミング・プール
SWIMMING POOL
監督:フランソワ・オゾン
出演:シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ 2003年 フランス映画 103分 カラー
★★★
 すっかり季節はずれの題名なんですけど、今年の7月の終わりに映画館で見に行ってきました。その時、待ち合わせ時間に間があり、もうちょっと違う映画がみたかったんだけれど、この映画が時間的にちょうど合っていたので、見ることに..でなければ、見ていないと思う。
 見終わった時は、なんか、つまんない映画見ちゃったな〜・・と思ったのですが、今から思うと、これが、結構、夏の良い思い出の映画になってたりして..  なんというか、まずサラ・モートンというイギリスの人気推理小説家である中年女性が出てくるのです..この人が..また「アルプスの少女ハイジ」に出てくるロッテンマイヤーみたいなおばさまなのですよ,,,でも、すごくスマートでかっこいいんだけれど..そして、彼女は、出版関係の恋人?である男性のはからいで、南仏にある彼の別荘で小説を書く機会を得る..ここでゆっくり小説を書く筈だったが、突然、その彼の娘があらわれる。まだ若くて自由奔放でかなり遊び好きな女の子で、毎晩夜遅く帰ってくるや、村の男を連れ込んで、エッチばっかりしてるわけです。
 最初は関わらないように、冷たい態度で娘をあしらっていたサラだったけれど、だんだん、彼女に興味が湧いてくる..そして、自ら書いているミステリー小説と彼女とがオーバーラップしていき、どんどん彼女の世界に足を踏み込んでいく..ラストはどんでん返しです。
 最後まで見ると、確かに、すごくスマートなミステリーな映画なのですが、なんとなくフランス人って、本当に、色魔というか・・そんな中年のおじさまやおばさま・・ついには庭師の普通のおじさんまで(!)そんな風に色魔に描くのかな〜〜とびっくり。
 とはいえ、ヒロインの中年女性、シャーロット・ランプリングの雰囲気でかなりキリッとしまった映画ではあります。娘っこを演じたリュディヴィーヌ・サニエの美しさは男性なら生つばもののセクシーさ..そしてラストのオチモなかなか謎めいて面白いと思いました。(04.10.21)




睡蓮の人
監督:村田朋泰
2000年 日本映画 16分 カラー パペットアニメ(DVD)
★★★★
 有限会社トモヤス・ムラタ・カンパニーって何ぞや?という感じで値段も手頃だったので、渋谷のTUTAYAで買ってしまいました。平成13年度(第5回)文化庁メディア芸術祭において、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」と今敏の「千年女優」(いずれも大賞)に次いで、優秀賞を受賞の作品。
 若い頃に亡くなった妻を思い出す独り暮らしの老人と亀...16分というのが、少し短すぎるかな〜というか、ほとんどストーリーがなくて情景で終わってしまうのがちょっと物足りなかったけれど、人形や小道具など、日本の古い家屋もよくできていて場の空気感は100点満点。特に老人の目が閉じたり開いたり..という目の動きまで出ているのは良かった。最初から出てくる、「カラ〜ン、コロ〜ン」というくぐもった音は、多分、亡き妻の下駄の音を表したかったと思うのだけれど、どうしても、男の人の足音に聞こえて、違和感あり。もう少し可憐な音でも良かったのでは...など、ちょっと不満も残る感じでした。「朱の路」なども見てみたいです。(05.05.27)




好きだ、
監督:石川寛
出演:宮崎あおい、西島秀俊、永作博美
2005年 日本映画 107分 カラー (静岡サールナートホール)
★★★★
 個人的には邦画の中ではかなり好みの映画ですねー。映画館で観れて良かったー。この作品は「男と女」をとったフランスの映画監督クロード・ルルーシュが大絶賛してニュー・モントリオール国際映画祭で監督賞受賞しているらしいです。  
「好きだ、」というこの一言の為に男女の恋愛を17歳当時から描く..という、中身は恋愛ものが主になっていて、あまり重みのない映画・・かもしれませんが、美しい写真のような映像からくるインスピレーションがかなりいい!恋愛中毒になってしまうんじゃないかと思うほど。
 17歳の彼と彼女を宮崎あおいと 瑛太が演じ、34歳になった彼らを永作博美と西島秀俊が演じているのですが、光ったのは宮崎あおいと西島秀俊ですね。個人的には圧倒的に高校生時代よりも社会人になった彼らのドラマの方が良かった。人間的にもまた男として女としてある程度成熟した彼らの関係はかなりドキドキものでしたが、ちまたにある恋愛ドラマや不倫ものとは違う何かがあって良かったです。こういう作品は普通のテレビドラマではなかなか出せない感覚でしょうね。西島くんは北野武監督の「DOLLS」の時よりずっと大人に成長したなーと思いました。
 ヒロインのお姉さんの存在もなんか不思議で良かった。あと社会人になってからの東京の空気感とかいいですね。しかし途中のちょっとした「事件」は少しとってつけたような展開でした。映画だからストーリーに起伏をもたせたかったのかもしれませんが、ちょっと下手すぎかも。
 ほとんど登場人物の横顔ばかり出てくるので最初は「映画ってもっといろんな可能性があるのになー」とやや不満でしたが、究極にきりつめた映像もまた非常に良いのだということを改めて思いました。映画が終わったあとも、あの写真のような残像がいつまでもパッパと浮かんできて頭に残っているような感じです。(06.06.29)




ストライキ
STACHKA
監督:セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
出演:アレクサンドル・アントノーフ、ミハイル・ゴモロフ
1924年 ソ連映画 82分 白黒サイレント (レンタルビデオ)
★★★☆
 「戦艦ポチョムキン」で有名なロシアの巨匠エイゼンシュタインの初期作品。
 ロシアのある工場で経営者の傲慢と不正に不満をつのらせた労働者達が、ある労働者の自殺をきっかけに暴動ともいえるようなストライキを起こす。経営者・労働者双方のイライラと警官隊の乱入。しかも大虐殺へとなっていくのは、これってほぼ戦争ですよー。警察のすることじゃないーー。子供とか殺されるシーンもあるし、何気に残虐。しかも誰が主人公というわけでもなくドキュメンタリー的な感じで、短いカットをつなぎ合わせた手法をモンタージュ技法というのか、ものすごく場面が変わるのが早くエネルギッシュ。悪く言えば何がなにだか余程集中してみていないといつの間にかわからなくなって眠りの中へ..ということもあり得ます(^^;;。動物たちが次々と使われているのもいい感性だと思った。
 最後の「労働者たちよ、忘れるな。この虐殺を」みたいな訴えるような終わり方もすごい。エイゼンシュタインが26歳の時の作品だとか。それゆえかものすごいパワーに満ちた作品でしたね。 (06.04.25)




ストレイト・ストーリー
STRAIGHT STORY
■監督:デヴィッド・リンチ
■出演:リチャード・ファーンズワース
1999年 アメリカ映画 111分 カラー
★★★★
◇喧嘩わかれをした兄に会う為にトラクターに乗ってはるばる長距離を一直線。心暖まるストーリー。




スモーク
SMOKE
■監督:ウェイン・ワン 
■出演:ハーヴェイ・カイテル
1995年 アメリカ映画 115分 カラー
★★★★
◇ブルックリンのあるたばこ屋さん。そこで織り成す暖かくて優しいヒューマン・ストーリー




スワロウテイル
Swallowtail Butterfly
■監督:岩井俊二
■出演:三上博史、Chara、伊藤 歩
1996年 日本映画 149分 カラー
★★★